手芸が好きな方なら「番手」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
まったく聞いたことがない、聞いたことはあるがよく知らないという方のために、この番手についてご紹介します。
番手とは、簡単に言うと「糸の太さ」を表します。
糸の長さをグラムで割ったもので、1ポンドで840ヤードを1番手とし、糸番手の数字が大きければ細く、小さければ太くなります。太い糸を「太番手」、細い糸を「細番手」とも呼びます。編み物に使う毛糸や縫い糸に対して使います。
様々な番手(太さ)があり、縫い糸なら基本的に厚い生地には太番手、薄い生地には細番手を使用します。
刺繍のステッチやしつけをする際は生地の厚さに関係なく様々な番手の糸が使われます。
編み物でも編む作品の用途に応じて、番手を選ぶようにします。また、番手によって用いる針の種類も変わってきます。
番手は大きく分けると3つあります。「毛番手(ウール)・綿番手(コットン)・麻番手(麻)」と呼ばれるものです。
この番手の種類により、番手の数字は同じでも太さが変わります。毛番手が一番太く、同じ太さでもウールが一番長くなります。少しややこしいのですが、毛番手・綿番手・麻番手の種類によって一定の重さ・長さの単位が変わります。ちなみにストッキングで表示されている「デニール」も番手と同様に太さを表す単位です。
この番手を知っておくことで、自分が作りたいものによって糸の長さを逆算することができます。
ですから糸を購入する時に番手を知っていると無駄に購入することがありません。
ぜひ「番手」を知り、お役に立てて頂ければと思います。
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